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ドクターズコラム

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女性の髪の悩みとライフステージ別の向き合い方
男性の薄毛は悪玉男性ホルモンと呼ばれるジヒドロテストステロンが原因となることが分かっています。 しかし、女性の毛髪は、「加齢」「女性ホルモンバランス」「栄養状態」「心理的ストレス」といった内的因子の影響を強く受けます。髪は単なる外見要素ではなく、自己像(body image)と密接に結びつき、社会的自信や行動範囲、さらにはQOL(生活の質)に直結します。本稿では、出産後・ストレス関連・更年期という代表的なライフステージ別に、病態生理と心理的影響、そして適切な医療的サポートを整理します。 目次 出産後:分娩後脱毛症(産後脱毛) ストレス関連脱毛:円形脱毛症など 更年期:女性型脱毛症(FAGA) 髪と心理の相関 包括的サポートの重要性 1. 出産後:分娩後脱毛症(産後脱毛) 女性ホルモンの代表格であるエストロゲンは髪の成長期を延長させる効果があります。妊娠中はエストロゲン優位となり、髪が成長します。そのため抜け毛は減少し、毛量が増えたように感じる方が多い状態です。 しかし出産後、ホルモンが急速に非妊娠時レベルへ戻ることで髪の毛が休止期へ一斉移行し、
4 日前


ミニピルとは?低用量ピルとは何が違う?
目次 そもそもピルとは? ミニピルとは? ミニピル内服で気を付けること まとめ そもそもピルとは? 我々がピルと呼んでいる薬剤はもともと避妊を目的に開発されたものであり、卵胞ホルモン(エストロゲン)および黄体ホルモン(プロゲスチン)からなる経口ホルモン剤になります。これらの薬剤は排卵を抑え、子宮内膜を薄くし、子宮頸管粘液を変化させることで高い避妊効果を発揮します。また月経困難症や子宮内膜症に伴う疼痛などを軽減する効果も明らかになり、それらに対する治療にも使用されるようになりました。 自費診療で避妊を目的とする場合、経口避妊薬(oral contraceptive、OC)、保険診療で月経困難症などの治療を目的に使用する場合、低用量ピル(low dose estrogen-progestin、LEP)と区別しています。 OC・LEPの副作用として、吐き気、乳房の張り、不正出血などが比較的よくみられますが、注意すべきものに血栓症があります。OC・LEPに含まれるエストロゲンの作用により血液が固まりやすくなり、まれに深部静脈血栓症や肺塞栓症を起こすこ
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