目次 そもそもピルとは? ミニピルとは? ミニピル内服で気を付けること まとめ そもそもピルとは? 我々がピルと呼んでいる薬剤はもともと避妊を目的に開発されたものであり、卵胞ホルモン(エストロゲン)および黄体ホルモン(プロゲスチン)からなる経口ホルモン剤になります。これらの薬剤は排卵を抑え、子宮内膜を薄くし、子宮頸管粘液を変化させることで高い避妊効果を発揮します。また月経困難症や子宮内膜症に伴う疼痛などを軽減する効果も明らかになり、それらに対する治療にも使用されるようになりました。 自費診療で避妊を目的とする場合、経口避妊薬(oral contraceptive、OC)、保険診療で月経困難症などの治療を目的に使用する場合、低用量ピル(low dose estrogen-progestin、LEP)と区別しています。 OC・LEPの副作用として、吐き気、乳房の張り、不正出血などが比較的よくみられますが、注意すべきものに血栓症があります。OC・LEPに含まれるエストロゲンの作用により血液が固まりやすくなり、まれに深部静脈血栓症や肺塞栓症を起こすこ